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プロペシアではヒゲや体毛は濃くならない

プロペシアを服用すると、ヒゲや体毛が濃くなると思い込んでいる人はいまだにいます。でもこれは勘違いであり、プロペシアでは体毛に変化は起こりません。プロペシアは、1992年にアメリカで前立腺肥大の治療薬として発売されたプロスカーから生まれた医薬品です。主成分はフィナステリドで、これを低用量配合することでAGAを治療できる医薬品として認可されました。日本でも2005年に正式に厚生労働省から医療用医薬品認可され、現状では国内唯一のAGA治療薬です。AGAは男性ホルモンのテストステロンが、還元酵素5αリダクターゼと結合してジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンに変化することがトリガーとなります。
ジヒドロテストステロンは毛母細胞の活動を妨げることが分かっていて、髪が成長を止めてしまい、細く弱く短くなって、やがては抜け落ちることが原因です。フィナステリドには5αリダクターゼの働きを抑える作用があり、ジヒドロテストステロンの産生を抑制することができます。毛母細胞の活動が妨げられることがなくなればヘアサイクルも正常に戻り、太く健康な髪を長く作り出せるようになります。大切なのはこの機序をしっかり理解することですが、きちんと知ればプロペシアには発毛を促進する働きがあるわけではないことが分かるでしょう。プロペシアができることは、本来の毛髪の成長を妨げる要因を抑制することです。つまり、服用したからと言って体のほかの部位の体毛が濃くなることはありませんし、本来その人が持っている以上にヘアサイクルが増強されることもありません。

体毛が濃くなるのはミノキシジル

それではなぜ体毛が濃くなるという噂が出たかというと、実は同じくAGA治療にも活用されるミノキシジルにその可能性があるからです。ミノキシジルはAGAを治療するうえでプロペシアと双璧を成す存在ですが、こちらはプロペシアとは全く異なる作用で薄毛にアプローチする医薬品です。もともとミノキシジルは、高血圧を治療する薬として開発された血管拡張剤です。
細い血管の中を血液が通ると圧力が高くなりますが、血管が広がれば血液が通りやすくなり、血圧が下がるという仕組みです。この作用がなぜ髪を生やすことに繋がるのか、正確なところは解明されていません。予測としては、広がった血管にたくさんの血液が循環するようになり、毛母細胞にも血液が行きやすくなるためではないかと言われています。頭皮には太い血管は通っていませんので、毛母細胞は網目のように張り巡らされた毛細血管から活動に必要な栄養や酸素を受け取り、不要になった老廃物を流しています。この活動が活発化することで発毛を促進すると推測されていますが、確かにプロペシアにはない発毛という効果が期待できるため、治療にも活用されています。また、ジヒドロテストステロンによって萎縮してしまった毛包を早く回復して、弱くなった髪の毛を太く強く成長させる手助けにもなると言われています。ただしこの作用は頭皮にのみ起こるわけではなく、全身に影響を及ぼすことになるため、体毛にも影響が出る場合があるのです。

副作用の「多毛症」とは


前述の通り、ミノキシジルを使うことで体毛が濃くなるのは、多毛症という副作用です。プロペシアにはこの副作用はありません。また、ミノキシジルでも使用している全員に必ず起こるとは限らず、多少の個人差があります。臨床試験の結果としては、多毛症と見られる体毛の変化が見られたのは、服用した10人のうち約8人でした。症状としては体毛が濃くなった、もしくは長くなったというものです。ただし、80%近くの人がなんらかの変化を感じたわけですから、かなり高い副作用と言えます。そのため、ミノキシジルをAGA治療に使う場合は、タブレットを服用するのではなく頭皮に直接塗る外用薬として処方するのが一般的となりました。
皮膚に塗るタイプでは、ミノキシジルでも多毛症が発症する確率が低くなるからです。市販されている発毛剤の医薬部外品も、塗るものしかありません。とある製品の調査報告書によると、多毛症は0.03%ということですから、非常に稀なケースと言えます。万が一何か変化が起こったら、濃度の低いミノキシジルに変えるか、使用を止めれば元に戻ります。

プロペシアにはヒゲや体毛を濃くする作用はありません。可能性があるのはミノキシジルのほうですが、これを混同した勘違いと言えるでしょう。プロペシアは、AGAを引き起こすジヒドロテストステロンを合成する還元酵素5αリダクターゼの働きを抑制して、薄毛を防止する治療薬です。体のほかの部位に影響を及ぼすことはありませんので、その点は心配ありません。ミノキシジルも、頭皮に直接塗る外用薬タイプなら、多毛症が発症するリスクは極めて低いです。あまり神経質にならず、気になるようであれば専門医に相談しましょう。

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